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家づくり全般
お役立ちコラム
個室の子ども部屋は何歳から?成長に合わせた住まいの工夫
こんにちは。おうちの買い方相談室広島店です。
家づくりを考えるとき、子ども部屋の設計は悩むポイントのひとつです。
また「子ども部屋は何歳くらいから使わすべき?」と悩んでいるパパママも多いと思います。
今回は、子ども部屋を使い始めるタイミングや、成長に合わせたレイアウトの工夫について詳しくお話します。
子ども部屋のタイミングとは?
成長段階に合わせた部屋の必要性
子ども部屋は、子どもの成長段階によって求められる役割が変わっていきます。
役割や必要なスペースが変わることを前提に、子ども部屋の設計やタイミングを考えることが重要です。
幼児期
小学校に入学するまでの間は無理に子ども部屋を準備しなくとも良いでしょう。
まだまだ、目を離すと危険なことも多い年齢なので、基本的にはリビングなどの共用部分で目が届く範囲で過ごすと思います。
4~5歳くらいになってくると少しずつ自分のことは自分でしたいという自我が芽生えてきます。
その際には、子ども部屋もしくは「自分で片付けるスペース」を準備してあげましょう。
おもちゃや絵本を自分で片付ける習慣を身に付けていく良いきっかけになると思います。
小学生
学校に通い始めると勉強や集中できる空間が重要になります。
ランドセルや教科書、文房具や制服など子どもの物も多くなってきますので、この頃から子ども部屋を準備してあげるのが良いでしょう。
また小学校高学年になってくると家族の前で着替えることに”恥ずかしい”という気持ちが芽生える子もいらっしゃると思います。
そんな場合のために「自分だけのクローゼット」や「衣装ダンス」を準備してあげるのもおすすめです。
早いうちから「自分のことは自分でする」という練習にもなりますね。
中学生~高校生
中学生や高校生になると、多くの子が「思春期」を迎えます。
そのため、プライバシーや独立したスペースが求められるようになります。
また、試験勉強や受験など、今までよりさらに勉強に時間を費やすことが増えてきます。
集中して勉強できる環境を確保してあげましょう。
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子ども部屋を使い始める理想的な時期とは?
多くの家庭では“子どもが小学校に入学するタイミング”で準備することが一般的です。
この時期になると、学校からの宿題やテストに向けた勉強などをする習慣が始まるためです。
また、自分の空間を持つことで、整理整頓の習慣を身につけるチャンスにもなります。
一方で、幼少期から遊びやお昼寝に使うスペースとして、簡単な子ども部屋を設ける家庭もあります。
子ども部屋を作るきっかけとしては
- 小学校、中学校への入学
- 引っ越し、新築
- 受験勉強の開始
- 子どもが自身でほしいと希望した
というタイミングが多いようです。
家庭の状況とタイミングの重要性
家庭ごとの状況やライフスタイルも、子ども部屋を作るタイミングに影響します。
たとえば、兄弟姉妹がいる場合、しばらくの間は共有の部屋を使い必要に応じて部屋を分けることもあります。
また、家を建てる時期や引っ越しのタイミングも、子ども部屋を用意する決断に影響を与えます。
特に、家づくりの初期段階から「将来的にどのように部屋を使うか」を考えておくことで、スムーズに住まいの変更に対応できます。
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子ども部屋のレイアウトのコツ
効率的な配置のコツ
子ども部屋のレイアウトで大切なのは、限られたスペースを効率的に使うことです。
机、ベッド、収納を無駄なく配置するためには、動線を意識して、子どもが使いやすい環境を作ることがポイントです。
たとえば、机を窓際に置くことで、自然光を取り入れながら勉強できる快適な空間を作れます。
また、収納スペースは成長に合わせて変えられるよう、可動式の棚や収納ボックスを使うと便利です。
これにより、必要に応じて部屋のレイアウトを簡単に変更することができます。
勉強と遊びのスペース分け
子ども部屋のもう一つの重要な要素は、「勉強スペース」と「遊びスペース」をきちんと分けることです。
勉強する場所と遊ぶ場所が混ざっていると、集中力が削がれることがあるため、区別をするのが理想的。
たとえば、机周りには勉強に必要なものをまとめ、反対側におもちゃや遊び道具を収納するスペースを確保すると、切り替えがスムーズになります。
簡単な間仕切りやカーテンを使ってエリアを区切ることで、子ども自身が「ここは勉強する場所」「ここは遊ぶ場所」という認識を持ちやすくなります。
シンプルなインテリアで統一を
子ども部屋は、シンプルで長く使えるデザインにするのがオススメです。
子どもは成長と共に、好きな色や興味が変わると言われています。
シンプルなベースにしておくことで、必要に応じてインテリアをアレンジできます。
例えば、壁紙やカーテンは無地のシンプルな色合いで。
家具は子どもが成長しても使えるデザインを選ぶと良いでしょう。
子ども部屋らしい可愛さを取り入れたい場合には、ポスターやクッション、ラグなどを使ったアクセントがオススメ。
子どもらしい遊び心を加えることで、簡単に部屋の雰囲気を変えることができます。
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まとめ
子ども部屋を作るタイミングは、子どもの成長と家庭の状況に合わせて柔軟に考えましょう。
また勉強や遊びのスペースを分ける工夫やシンプルなインテリアを取り入れることで、長く使える快適な子ども部屋を実現できます。
また子ども部屋や間取りだけでなく、家づくり計画では資金計画を考えることも重要です。
おうちの買い方相談室広島店では家計に合った資金計画の建て方やあなたに合った住宅会社のご紹介をしています。
家づくりの計画は、家族の未来を考える大切なプロセスです。
お子さんの成長を見据えた理想の住まいを一緒に作り上げましょう!
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この記事を書いた人:平田 麻由美
出身地:島根県益田市
趣味:温泉旅行、娘の成長を写真で記録すること
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