blog
家づくり全般
住宅ローンの金利タイプや返済方法って?
注文住宅を建てる場合に頭を悩ませる「住宅ローン」。
「毎月の返済額はどれくらい?」 「金利タイプはどんなものがある?」 「無理のない返済方法ってどんなもの?」 などのお悩みをよく伺います。
そこで!住宅ローンを選ぶために知っておきたい金利タイプの特徴、返済方法の種類やメリット・デメリットなどをわかりやすくお話しします!
これから住宅購入を検討されている方、ぜひご覧くださいね。
■住宅ローン金利とは?
住宅ローンには、主に3種類の金利タイプがあります。
○主な住宅ローンの金利タイプ
①全期間固定型
②変動金利型
③固定金利期間選択型
どの金利タイプを選択するかによって、返済額に大きな違いが生まれます。
そのため、それぞれの金利タイプの特徴を理解した上で選ぶようにしましょう。
【①全期間固定型】
全期間固定型とは、契約から完済するまで金利が変動しないタイプ。
当初の金利は他のタイプよりも高めなのが特徴です。
【②変動金利型】
変動金利型とは、返済期間中も金利が変動し、返済額が増減する可能性があるタイプ。
経済状況の変化に合わせて、半年ごとに金利調整が行われます。
変動金利の場合には、他の金利タイプよりも低めに設定されている場合が多いのが特徴です。
さらに、返済額の上昇幅についても直前の返済額の1.25倍までと上限が決まっていることから極端に返済額が変化することはありません。
【③固定金利期間選択型】
固定金利期間選択型とは、返済期間開始から一定期間の金利が固定されており、その期間が終了すると再度金利タイプを設定するタイプ。
住宅ローンの借入から5年、10年などの一定期間が経過したタイミングで、あらためて金利を固定する期間を設定することができるのが特徴です。
注意しておきたいのは、変動金利の場合には返済額の上昇幅は1.25倍までの制限があると解説しましたが、固定金利期間選択型には、この制限がありません。
■返済方法の種類は?
住宅ローンの返済方法には2種類があります。
○住宅ローンの返済方法
・元利均等返済
・元金均等返済
元利均等返済とは、元金と利息を合わせて均等に返済していく方法。
毎月支払う返済額が一定となる返済方法です。
元金均等返済とは、元金のみを均等に返済する方法。
毎月支払う返済額のうち、元金の額が一定となる返済方法です。
■元利均等返済のメリット・デメリットは?
【メリット】
・毎月返済額が一定のため、返済計画が立てやすくなる。
【デメリット】
・総返済金額が元金均等返済より高くなる
■元金均等返済のメリット・デメリットは?
【メリット】
・元利均等返済より総返済額が少なくなる
【デメリット】
・返済開始当初は毎月の金額が高くなる
■ライフプランに合った返済方法を検討する
住宅ローンの借入金額を決定する際には、毎月の返済額がいくらになるのか明確にしておきましょう。
そのためには住宅購入を検討する際にはライフプラン(資金計画)を作成することをおすすめします。
「借りれる金額」と「返せる金額」はイコールではありません!
変動金利タイプか固定金利タイプかを選ぶ際には、将来的に金利が上昇した場合にどの程度対応できそうかを見極める必要があるでしょう。
教育費などで、これから住宅以外にもまとまった金額が必要になりそうであれば、返済総額が高くなっても返済計画を立てやすい固定金利タイプのほうが安心できるかもしれません。
また、金利上昇のリスクにも対応できる資金的な見通しがある場合は金利が低い変動金利タイプを選ぶなど、これからおこるライフイベントを考えた上で返済計画をしっかりと考える必要があります。
■迷ったら専門家に相談することが大事!
自分でライフプランを作成することも可能ですが、 ざまざまなリスクを考えた場合、ぜひ第三者である専門家のファイナンシャルプランナーに相談することをおすすめします。
おうちの買い方相談室 広島店では、住宅専門のFP(ファイナンシャルプランナー)が在籍しています!
家づくりのお金の不安やお困りごとに全力でサポートいたしますのでお気軽にお声がけくださいね。
■「家づくり勉強会」開催!
広島FM主催 初心者でもわかる
「家づくり勉強会」を開催いたします!
開催日時:9月2日(土)3日(日)10:00~12:00
開催場所:広島県立広島産業会館 本館 2階会議室
組 数:各回15組限定
▼詳細はこちらから!