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家づくり全般
【最近の傾向!】「廊下なし」のメリット・デメリットとは?
こんにちは、おうちの買い方相談室 広島店の柿村です。
家づくりを進めていく中で「間取り」について悩む方は多いはず。
限られた土地を少しでも有効に使いたい! という思いは、家づくりを進めていく中で重要なことですよね。
最近はおうちのスペースを無駄なく活用しようと、廊下をなるべく少なく、もしくは「廊下がない家」を建てる人も増えています。
そこで今回は「廊下がない家」のメリット・デメリットを紹介しますのでぜひご覧ください^^
そもそも「廊下」の役割とは?
住宅における廊下の基本的な役割は部屋と部屋を結んで行き来ができるようにすること。また、同時に部屋同士を区切るという役割もあります。
さらに、廊下には家の中の緩衝材の役割として、音やにおいを吸収してくれるという働きや、プライバシーの確保などの役割があります。
「廊下がない家」のメリット
「廊下がない家」にはどんなメリットがあるのか見ていきましょう。
居住空間に使える面積が広くなる
廊下がないメリットは、廊下をなくした分のスペースをお部屋に使えれば、少しでも広い空間にできるはず。 特にコンパクトなお家の場合は、廊下をつくらず、その分の面積を居住空間に使えることできます。
動線が簡潔で家事ラク
廊下がない間取りは、部屋から部屋への移動距離が短く家事動線もシンプルになります。たとえば、洗濯機から物干し場までの移動距離が短くなったり、そもそも移動しなくて済むよう洗濯機の横に室内干しスペースを配置してランドリー機能をまとめた間取りにしてしまうということもできます。
間仕切りや建具などのコスト削減
廊下がない家では、廊下を仕切るための間仕切りや扉が不要になるので、そのための壁や建具などの建築費用が削減できます。
その分、より優先したい箇所に予算を回すことができるという点も、廊下がない家のメリットといえるでしょう。
「廊下がない家」のデメリット
それでは廊下がない家のデメリットもしっかりおさえておきましょう!
プライバシーが確保しにくい
どの部屋からもリビングから見えやすく、部屋の中の様子がわかってしまうので来客時などに気を遣う必要があります。
音やにおいの問題
トイレに隣接する部屋に音が漏れたり、調理のにおいが充満したりといった音漏れやにおいが居室に広がりやすくなるといったことも考えられます。
空間が広くなるので、冷暖房効率が悪くなる
玄関とLDKが直結している間取りでは、外気が室内に入りやすく冷暖房効率が低下する可能性があるので注意が必要です。
まとめ
今取り入れる方が多い「廊下のない家」は、スペースを有効活用できる、移動を短縮できるといったメリットがある一方で、間取りに制限が生まれることやプライバシーの問題などのデメリットもあります。
廊下のない家を検討するなら、メリット・デメリットをふまえたうえで家族のライフスタイルや暮らし方に合った間取りを考えることをおすすめします!
おうちの買い方相談室広島店では、理想の間取りをお伺いし、お客様ひとりひとりに合った住宅会社さんをご紹介させて頂きます♪
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