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家づくり全般
【家づくりのヒント】シンプルで存在感のあるキューブ型の『四角い家』のメリット・デメリット
こんにちは、おうちの買い方相談室広島店の柿村です。
ここ最近インスタグラムなどでもよく見かけるキューブ型の「四角い家」。
無駄を省き、洗練されたシンプルでデザイン性に優れ、人気を集めています。
この記事ではキューブ型の家にはどのようなメリットやデメリットがあるのかを紹介していきたいと思います。
■キューブ型の「四角い家」とは?
キューブ型の四角い家とは、その名の通り「立方体」の形状をメインとした家のこと。現在は立方体だけでなく、一辺の長さが違う長方形で囲まれた四角い箱型の家も、キューブ型住宅と呼ばれています。
■メリットは?
・デザイン性の高さ
キューブ型の「四角い家」は従来よくある「軒」(屋根が外壁から張り出している部分)を作らないことで無駄を削ぎ落としシンプルで特徴のあるデザインに。そうすることで住まいにとって一番大切な「飽きない」「住み心地」を実現できることが人気や需要が高まっていると言えます。そして何より周囲の家よりも目立つかも?!というメリットも◎
・居住スペースを有効活用できる
建物に凹凸が少ないことからデッドスペースが生じにくく、居住スペースを最大限に有効活用できるのも、キューブ型の「四角い家」の魅力。
正方形に近い形状なので家具の大きさや場所など自由に配置できるのがメリットの一つ。キューブ型の家は言葉通り、四角い外観をしているので屋根がなく、屋上スペースを有効活用することができます。 例えば、屋上にバルコニーを作りBBQを楽しんだり、子供達が遊ぶこともできます。
・コストを抑えることができる
複雑な形状の家に比べキューブ型の家は凹凸がない分デットスペースが少なく、外壁面積を最小化することで材料費や工事費、さらには人件費も抑えられます。
また、空間を最大限に利用できるので広々とした空間を確保することが出来ます。
・耐震性・機密性
「耐震性」は窓の大きさや配置によっても強度が変わると言われています。一般的な家には大きな窓があり配置も様々ですが、キューブ型の「四角い家」は窓が少ないので耐震性に優れ、正方形に近いほど耐震性は高くなると言われています。さらにシンプルな構造で柱や梁によるつなぎ目も少ないので気密性に優れています。
■デメリットは?
・外壁が劣化しやすい
四角い家ではデザイン性の観点から「軒」がないため一般的な家に比べ外壁塗装が風雨や直射日光にさらされる頻度が高くなるので外壁が劣化しやすいデメリットも。解決策としては外壁に丈夫な素材を使用するなど考慮する必要があります。
・雨漏りのリスクがある
キューブ型の四角い家では屋根が平らな分、水はけが悪くなり老朽化も早く進みがち。そのため外壁塗装の劣化が進み雨漏りのリスクが高まります。
集中的な豪雨などの自然災害の危険性もあることから屋根に溜まる雨水を適切に流す排水口や屋根自体の防水処理、隙間から水が入り込まないようにするなどの初期の防水対策が必須です。
施工会社などに雨漏り対策などのこともしっかり聞いて納得した信頼できる会社にお願いしましょう。
・窓から強い日差しが差し込みやすい
「軒」がないことで、夏でも直射日光が部屋に差し込むことも。そのため外壁の劣化や色褪せの原因になります。紫外線や熱に強い外壁材を選ぶことでカバーすることが可能です。
・雨の音がきになる
四角い家では軒がない分、外壁などに雨が直接当たり雨音がきになるといった声も耳にします。雨音に関する問題では、消音材などを用いて軽減させるなどの対策があるので検討する際にしっかり確認しておく必要があります。
■まとめ
注文住宅で人気の高いキューブ型の「四角い家」では、コストを抑えながら耐震性に優れた家やデザインがシンプルで個性的な家が建てられるなど多くのメリットがあります。しかしその反面、いくつかのデメリットも存在します。
実際に四角い家を検討する際は、あらかじめデメリットを軽減する対策を講じながら話を進める必要があります。様々な住宅会社に相談し比較検討することで自分にとって一番理想の「四角い家づくり」をしていただけたらと思います!
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