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【令和6年10月15日更新】子どもの医療費、何歳まで無料?広島のこども医療費制度を比較!

【令和6年10月15日更新】子どもの医療費、何歳まで無料?広島のこども医療費制度を比較!

こんにちは!おうちの買い方相談室広島店です。
10月に入り、急に朝晩が冷え込むようになりましたね。
朝晩と日中の温度差が激しいこの時期は、保育園や学校などで風邪や、インフルエンザなどが流行る時期です。
初めてママパパになる方にとっては、お子さんのお熱や風邪で病院に掛かる回数が多いことにびっくりしますよね!

多い時には週に2,3回掛かる小児科や耳鼻科。
そんな時に助かるのが、地域自治体が導入している「こども医療費助成制度」ではないでしょうか。
子どもの医療費の負担が少ないというのはとてもありがたい制度ですね。
この子どもの医療費助成ですが、地域ごとに制度の違いがあることご存じでしょうか。
今回は、広島県内での子ども医療費の助成制度について詳しく解説し、地域ごとの制度の違いを比較します。

こどもの医療費制度とは?その基本情報を解説

 

こども医療費の助成制度について

日本では、多くの自治体が「こども医療費助成制度」を導入しており、子どもの医療費の負担を軽減する取り組みが行われています。

この制度は、子どもの医療費(通院・入院・処方箋料など)を一部または全額助成するもので、住んでいる地域によって対象年齢や助成範囲が異なります。

ただし、大規模な病院の紹介状がない初診料、健康診断、予防接種、歯科矯正や入院時の食事療養費などは対象外になります。

 

基本的に、助成される対象は0歳から中学生までですが、地域によっては高校生まで助成される場合もあります。
また、所得制限が設けられている地域もあります。

 

広島地域のこども医療費制度の比較表

 

 

同じ広島県内でも地域ごとに助成制度には違いがあります。
それでは、具体的に各市町村の制度について詳しく見ていきましょう。

各地域ごとの「子ども医療費制度」

広島市の子ども医療費制度

広島市では、0歳から中学3年生までの子どもが医療費の助成対象となっています。
ただし、通院での医療費助成対象は小学6年生までと入院・通院で対象年齢が異なります。

 

令和7年1月からはこの通院の対象年齢が「中学3年生」までに拡大される予定です。

またこども医療費制度を受ける為には、保護者の方の所得金額によって対象者の制限が設けられています。

 

・入院費用に関しては、決められた所得制限の所得額以下であれば中学3年生まで自己負担額はありません。

 

・通院費用に関しては、この所得金額についても2段階で基準が決められています。
(ちなみに夫婦共働きの場合、どちらか「年収の高い方」の所得金額によって判定されます。)

例えば2人のお子さんがいらっしゃるご家庭だと

 

■一部負担金の基準額
所得が333万2千円未満(年収で約420万円前後)
→通院の自己負担額は1日500円まで(月4回まで)

 

■一部負担金の基準額以上で所得制限額未満
所得が333万2千円以上~570万円未満(年収で約760万円前後)
→通院の自己負担額は
・未就学児:1日1,000円まで(月2回まで)
・小学1~6年生まで:1日1,500円(月2回まで)
・第3子以降:1日500円(月4回まで)

 

広島市のこども医療費制度は所得制限があるため、パパママの所得額が大きいご家庭は対象外になってしまう可能性があります。
とはいえ、入院費用に対して自己負担額がないのは今回紹介した地域でも広島市と廿日市市(未就学児のみ)だけです。
入院などの大きなケガ・病気の際に医療費が掛からないのは安心ですね。

 

参照:広島市公式HP/こども医療費の補助
https://www.city.hiroshima.lg.jp/soshiki/71/3041.html

 

廿日市市の子ども医療費制度

廿日市市では、令和6年9月に制度の改正があり、助成対象年齢が18歳まで拡大しました。
そのため、令和6年9月から0歳から18歳に到達した最初の3月31日(おおよそ高校3年生の年齢)までが対象となっています。

また保護者の所得制限なども無いため、広島市と比較して助成範囲が広いのが特徴です。

また入院費用・通院費用の自己負担額は

 

未就学児:負担額なし
小学生~高校生:
・入院1日500円(月14日まで)
・通院1日500円(月4回まで)
※上限回数以降は負担額が無くなります。

 

未就学児の医療費負担がないのは今回解説している地域の中では廿日市市だけです。
病院に掛かる回数が多い未就学児の頃に医療費が掛からないのは安心ですね。

 

参照:廿日市市公式HP/こども医療費助成制度
https://www.city.hatsukaichi.hiroshima.jp/soshiki/35/53605.html

 

呉市の子ども医療費制度

呉市の子ども医療費制度では、令和6年9月から0歳から18歳に到達した最初の3月31日(おおよそ高校3年生の年齢)までが対象となっています。
保護者の所得制限については令和5年10月に制度の改正があり、所得制限が無くなりました

 

入院費用・通院費用は各年齢で一律となっており、
・入院1日500円(月14日まで)
・通院1日500円(月4回まで)
※上限回数以降は負担額が無くなります。

 

18歳まで医療費が助成されるため、安心して医療サービスを受けられますね。

参照:くれ子育てねっと公式HP/こども医療費助成制度
https://kure-kosodate.com/service/1195.html

 

東広島市の子ども医療費制度

東広島市では、令和6年10月に制度が改正され、0歳から高校3年生までの医療費が助成され、所得制限も同じく令和6年10月に撤廃されました。

 

入院費用・通院費用は呉市と同じく、各年齢で一律となっており、
・入院1日500円(月14日まで)
・通院1日500円(月4回まで)
※上限回数以降は負担額が無くなります。

 

東広島市も18歳まで安心して医療を受けられる環境が整っています。

参照:東広島市公式HP/こども医療費助成制度
https://www.city.higashihiroshima.lg.jp/soshiki/kodomomirai/1/5/15619.html

 

 

安芸郡の各地域の子ども医療費制度

坂町の子ども医療費制度

坂町の子ども医療費制度では、0歳から高校3年生までが対象となっています。
また令和6年4月から所得による負担金の基準が廃止されて、所得制限が無くなりました。

 

入院費用・通院費用は呉市や東広島市と同じく、各年齢で一律となっており、
・入院1日500円(月14日まで)
・通院1日500円(月4回まで)
※上限回数以降は負担額が無くなります。

 

参照:坂町公式HP/こども医療費助成制度
https://www.town.saka.lg.jp/2012/04/01/nyuyouji/

 

海田町の子ども医療費制度

海田町の子ども医療費制度では、0歳から中学3年生までが対象となっています。
広島市と同じように所得制限限度額がありますが、乳幼児が1歳未満(0歳児)の場合は、所得制限の対象外となります。

 

入院費用・通院費用は呉市や東広島市と同じく、各年齢で一律となっており、
・入院1日500円(月14日まで)
・通院1日500円(月4回まで)
※上限回数以降は負担額が無くなります。

 

参照:海田町HP/海田町乳幼児等医療費助成制度

https://www.town.kaita.lg.jp/soshiki/14/122111.html

 

府中町の子ども医療費制度

府中町の子ども医療費制度では、0歳から中学3年生までが対象となっています。

広島市や海田町と同じく、子ども医療費制度を受けるには所得制限限度額があります。

 

入院費用・通院費用は呉市や東広島市と同じく、各年齢で一律となっており、
・入院1日500円(月14日まで)
・通院1日500円(月4回まで)
※上限回数以降は負担額が無くなります。

 

参照:府中町子育て応援サイト「イクフレ」
https://www.town.fuchu.hiroshima.jp/site/kosodate/10985.html

 

坂町、海田町、府中町など、安芸郡の地区は対象年齢などの差はありますが、自己負担金の金額は統一されているのが特徴です。

地域でも様々な違いがある

広島県内でも、子ども医療費の助成制度は市町村ごとに異なります。

 

助成の対象年齢や、所得制限の有無、どこまで医療費がカバーされるかなど、地域ごとに細かい違いがあるため、引っ越しや住宅購入の際にはこれらの情報をしっかりと確認しておくことが大切です。

 

まとめ

子どもの医療費助成制度は、家計の負担を大きく軽減してくれる子育て支援制度です。

人生で一度のマイホームを建てる土地を選ぶ際には、立地や交通の便だけではなく、その地域ならではの支援制度などもぜひチェックしてみてください!

これから長い人生を住む土地なので、住みやすい地域を選びたいですね。

 

 

またマイホーム購入には、土地の選択だけでなく、住宅ローンや将来の資金計画についても慎重に考える必要があります。

おうちの買い方相談室広島店では、中立的な立場から家計や資金計画をアドバイスを行いますので、初めての家づくりでも安心して進められるようサポートいたします。

家づくりも子育ても、無理なく楽しんでくださいね!

 

▽各種家づくりに関する相談イベントも随時開催しています(^^)

この記事を書いた人:横山 広

出身地:広島県広島市
趣味:フットサル、釣り
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