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家づくり全般
【広島の注文住宅】リビング階段って何?取り入れるときの注意点!
こんにちは、おうちの買い方相談室です!
今日はプランを考える上で重要な「階段」についてお話していきます。
ホコリが溜まりやすいし掃除がしにくい階段ですが2階建てであれば必ず設ける階段。
うちは関係ない、と思っている平屋建てでもロフトや小屋裏の物置がある場合などには作ることもありますね。
子育て世帯であればお子さまが帰ってきたことが分かりやすい「リビング階段」はおうち作りではプランの中で見かけることが多いですが迷われる方も多いのではないでしょうか?
今回はリビング階段のメリットやデメリットをお伝えし判断基準のひとつにしていただければ嬉しいです。
リビング階段のメリット
・家族の存在を感じることができる
リビングに階段を設ける場合、子育て世帯であれば子どもが「ただいま」と帰ってくる姿をみることができ、「今日は元気がないな」だとか「顔見られたくないのかな」というちょっとした変化に気づくことができます。キッチンから見える場合お母さんから声掛けをすることもできて安心です。
ただ注意点がひとつ!お子さまが多感な時期になると親と顔を合わせづらいこともあるかもしれませんね。
・コミュニケーションがとりやすくなる
1階と2階の行き来をするときには必ずリビングを通るので家族が顔を合わせる機会が増えます。1階から2階へ声が届きやすく気配も感じやすいので、コミュニケーションがとりやすくなります。
・家の中心的な役割で家のアクセントに
リビングに吹き抜けがある場合、階段と組み合わせることで印象的なイメージを演出できることができます。吹き抜けのあるリビングと接することで見上げた視界がひらけるため、とても広がりのある空間のリビングになります。また階段の手すりをアイアンや造作で制作することでより魅力的なリビングに仕上がります。
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リビング階段のデメリット
・冷暖房効率が悪い
リビング階段にすることで一番気になるのは冷暖房の効きにくさかもしれません。
リビングは常時冷暖房がついていることが多いと思いますがリビングに階段があることで冬場は、暖められた空気は高い所へ行き2階の冷気が降りてくるのでリビングが寒くなる可能性があります。
対策としては階段上り口にロールスクリーンやドアを付けるという方法や最近では家の性能が上がっているので家全体を高気密・高断熱でつくり換気システムで空気の循環をスムーズにすれば家全体の温度差を少なくすことができます。
・匂いや音が伝わりやすい
家族の存在がわかりやすい反面、料理の匂いや音が上下階で伝わってしまうというデメリットがあります。テレビの音やキッチンの水の音や、料理の匂いが2階までのぼってしまう事もあります。
対策としては壁やドアを設置したり2階ホールに面する部屋の壁やドアの防音性能を上げる事により、音の問題を軽減する事ができます。
また、近年のレンジフードの性能は上がっていますので性能の良いものを採用して匂いを広がりにくくするという対策も考えられますね。キッチンの配置やタイプによっても変わってくるので暮らし方によって対策はさまざまです。
・プライベートの確保が難しい
家族のコミュニケーションがとりやすい反面、顔を合わせたくない時でも必ず顔を合わせなくてはなりません。
また、リビングへの来客中に階段を降りる際には1階に降りにくい、という場面もあるかもしれません。
対策として考えられるのはリビング階段の配置です。リビング階段といってもさまざまなパターンがあります。
来客に見えづらい方向に階段の入口を向けたり2階にも洗面台やトイレを設置するなど、欲しい家族の気配と避けたいシチュエーションを住宅会社の担当さんと話し合い、間取りを工夫するとストレスなく過ごすことができるので検討してみることをおススメします。
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リビング階段を上手に取り入れて理想を叶えよう
リビング階段は憧れるけど…ストレスを感じながら生活はしたくないと誰もが思います。あくまでもリビング階段は家づくりの目的ではありません。どんな暮らしをしたいか、どんな生活リズムなのかを家族でしっかり話し合って納得した上で取り入れましょう。その上でメリット・デメリットを踏まえて、自分たちの暮らし方に合う形を検討していきましょう。今の暮らしだけではなく子どもが成長したときや自分たちが老後になった時のことも考えておくと後悔のない家づくりができるでしょう。
おうちの買い方相談室ではお客様のご要望に叶う住宅会社の紹介やモデルハウスへの同行も行っております。お気軽にご相談ください!
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