【家づくりのヒント】『室内窓』を取り入れた家づくり

こんにちはおうちの買い方相談室広島店です。

家づくりで間取りを考える際、
「空間を広く見せたい」
「採光や換気にもこだわりたい」
「家族を見守れる間取りにしたい」
など、よくこんな要望をお伺いします。

そんな要望を叶えるひとつとして、ぜひおすすめしたいのが「室内窓」。
そこで、室内窓のメリットや取入れるポイントを解説します。

家づくりの参考にしてもらえると嬉しいです。

室内窓とは？

室内窓とは、屋外に面した壁ではなく、室内の間仕切り壁などに設けた窓のこと。

屋外に面した壁につくる通常の窓は、屋外と屋内を仕切っていますが、室内窓は部屋同士の空間を、柔らかくつなぎながら仕切るという役割があります。
奥の部屋まで光や風を取り入れることができるため、機能的なものから、見た目もおしゃれなものまで、さまざまなバリエーションがあります。

室内窓の種類

室内窓は大きく分けて2つタイプがあります。

• 開閉できるタイプの「開閉窓」
• 開閉できないタイプの「FIX窓」

一つ目の「開閉窓」とは、文字通り開閉可能なタイプの窓。
一般的な「両開き窓」、窓を外側に押し出すように開く「突き出し窓」、壁の上部に帯状の開口をつくって、下向きに開けられる「倒し窓」の3種類が主流です。

もう一方の「FIX窓」とは、採光の確保や吹き抜け部分などからの落下防止といった目的でも使われる開閉不可の固定された窓。
大きな窓や採光のための高い位置にある窓や細長い窓などデザイン性のある窓が特徴です。

室内窓で得られる4つのメリット

○空間を仕切ることができる
室内窓は壁と違って圧迫感を感じにくくしてくれる特徴があります。 窓を通じてゆるやかに空間が繋がることで、通常の壁では閉塞的になる個室を、完全に孤立させない部屋にできるがメリットです。

○家族の様子を見守れる
部屋ごとに壁やドアで仕切ると空間が分断され、それぞれの部屋に入ってしまうと家族の気配を感じることができなくなります。 室内窓を設置することでおうちの中の見通しが良くなりますよ。

例えば小さなお子様がいるご家庭では「家事をしながらリビングにいる子どもを見守りたい」という方も室内窓を取り入れることでいつでも家族の気配を感じられるので、安心感も得られます。

○光や風を取り込む
リビングとの間に室内窓を設置すれば、ガラス面を大きく設けることができ、明るく開放的な空間を演出してくれます。また、「開け閉めできるタイプ」の室内窓なら、風通しが良くなるというメリットもあります。
窓がない廊下などでもリビングなど窓のある部屋との間に室内窓を設置することで、明るさが確保でき、空気を循環させることもできます。

○インテリアのアクセントに
シンプルな空間に室内窓を設置すればインテリアのアクセントになり、デザイン性の高いお部屋になります。室内窓は形状やデザイン、木を使った窓枠など種類が豊富なのでインテリアの雰囲気に合わせて自由に選べるのも魅力です。

室内窓の種類やガラスは目的に合わせて選ぶ

〇室内窓のタイプ
室内窓のタイプは、目的によって選ぶことができます。

採光面や家族の気配がわかるようにしたい場合は、開閉の必要がないためFIX窓を選んだり、家族とのコミュニケーションを考えた場合は、両開きタイプにすると便利です。
また、風通しを良くしたい場合には、突き出し窓にするのがおすすめです。

○ガラスの種類
家族とのコミュニケーションを取りたい場合は透明なガラス、寝室やワークスペースなどプライベートスペースに室内窓を設置する場合はすりガラスにするなど、設置する場所や目的に応じて選ぶことをおすすめします。

まとめ

「部屋をもっと明るく、風通しを良くしたい」
「家族の気配をいつでも感じられる空間で暮らしたい」
そんな要望を叶えられる「室内窓」についてお話してきましたがいかがでしたか？

室内窓は窓枠のデザインやガラスの種類を変えることで様々な楽しみ方があります。

あなたのライフスタイルに合わせて、おうちのどこに取り入れるのがいいか考えてみるのも楽しいですね！

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